記事: デザインに込めた想い 〜ステンカラーコート〜
デザインに込めた想い 〜ステンカラーコート〜
秋が始まったかと思えば、気温は急に下がりすっかり冬の様相。寒い中でも、冬のお出かけを楽しんで欲しい。そんな想いで作った、KAPOK KNOTのファーストアイテム“ステンカラーコート”に、11月3日(水)から新色が登場します。
この製品は、2019年にクラウドファンディングで1,700万円以上のご支援をいただき、昨年も一般発売でたくさんの方にご購入いただいたコートです。
その特徴は、軽いのに暖かい抜群の機能面。
たった5mmの薄さで、ダウン並みに暖かい
「もっと冬を好きになるコート」の秘密をご紹介します。
ステンカラーコートとは
そもそも、「ステンカラーコート」という言葉は、フランス語の「ステン(soutien=支える)」「カラー=襟」「コート=外套」という3つの言葉が組み合わさった言葉です。
150年以上愛されるその不朽の名作を、カポックノットの第1の商品に選ぶことにしました。
カポックノットのステンカラーコートは、
薄手のコートのようにさっと羽織っただけに見えるのに、ダウン並みに暖かい。そんな「暖かくて着膨れしない」新世代のコートです。
例えば、通勤の時。外は寒いけれど、電車に乗ると暖房が効いていて暑いと感じること、ありますよね。そうした時も、軽くて薄いステンカラーコートなら、さっと脱いで温度調節できます。
私自身、通勤時に、厚いダウンを着るか、薄手のコートで我慢するかの2択だったのですが、第3の選択肢としてこの商品を考案しました。
真冬にビジネスで使える上品なアウターを探している方や、休日のお出かけに着膨れするダウンは着たくない、という方におすすめです。
機能の特徴
「軽くて薄い」という特徴は、中綿に使っているカポックが実現しているもの。
カポックという木の実の綿は、繊維の中が空洞になっているためとにかく軽く、コットンの1/8の軽さと言われています。
また、カポックには湿気を吸って暖かくなる吸湿発熱という機能も。このカポックをリサイクルのポリエステルと混ぜてシート状にしたエシカルダウンカポック™を使っているから、軽さと暖かさの両方を実現できるのです。
実際に愛用いただいている方からは、「冬は肩こりが気になるので、少しでも体に優しいコートがありがたいです」といったお声を多数いただいています。
デザインのこだわり
このステンカラーコートのデザイン、パターンを作ってくれたのは、北海道にお住まいの職人、山川茂さん。国際的に権威のあるパタンナーの賞「ミケランジェロ賞」を日本人初受賞した、この道60年の縫製職人です。
素材を知り尽くし、北の大地の寒さを体感している職人だからこそ生み出せた「薄く感じられるシルエット」が、ステンカラーコートのデザインのこだわりです。
今年の新色について
昨年まで、ネイビー・ベージュの2色展開だったステンカラーコートに、今年は新色となるオレンジが登場!暗くなりがちな冬のコーディネートに、明るさを加えてくれる一着となります。
明るい気分で出社したい通勤時や、おしゃれを楽しみたい週末のお出かけなどのシーンで活躍すること間違いなしです。
ステンカラーコートに込められた想い
このステンカラーコートは、私たちにとって、初めての商品です。
アパレルのサステナビリティについて悩んでいた私たちにとって、
これ以上ない思い入れのある商品となりました。
この商品がなければ今の私たちはありません。
「機能」「デザイン」「サステナブル」という3拍子そろったこの商品を通じ、
1人でも多くの方が、「サステナブル」を身近に感じてもらいたい。
その先に、「誰もがこころよく暮らせる社会」があると、
私たちは本気で信じています。
そんな想いを込めた大切な最初の商品がこのステンカラーコートです。
終わりに
私たちカポックノットは、農園からこころよい暮らしを届ける木の実由来のファッションブランドです。このステンカラーコートが、あなたやその周りの方の「こころ良い暮らし」の実現に繋がれば、幸いです。
ステンカラーコートが気になった方はぜひ、こちらのページからご覧ください。
また、東京・日本橋にオープンした期間限定のショールーム「Farm to Fashion Base」ではご試着も可能です。予約制で安心してお過ごしいただけますので、ぜひご来店ください。