木の実由来、機能的で
サステナブルな新素材「カポック」
木の実由来の新素材「カポック」コットンの1/8という軽さと、吸湿発熱という機能をもちながら木の実だからこそ、木を伐採する必要のないサステナブルな素材です。これまで、カポックは加工の難しさから、アパレル業界ではなかなか実用化されてきませんでした。そのカポックが、特殊技術を用いた加工を通して、驚くほど薄くて軽い、暖かい全く新しいシートに生まれ変わりました。それがカポックジャパンの「エシカルダウンカポック®」です。
木の実「カポック」が
特殊技術で生まれ変わったシート
「Ethical Down KapokⓇ」
1.LIGHTNESS
ふんわり軽い
コットンの1/8の軽さ
カポック繊維は中が空洞(中空)になっているため非常に軽い素材です。コットンの1/8の軽さと言われています。「たった500gでダウンの暖かさ」を実現できるのはカポックのおかげなのです。
2.WARMNESS
空気の層がほっこり暖かい
木に実るダウン
カポックは空気の層が湿気を吸って暖かくなる吸湿発熱という機能を持っています。
そのため「木に実るダウン」とも呼ばれています。特殊加工し、シートにしたものが、エシカルダウンカポックⓇです。
3.SUSTAINABILITY
機能的なのにサステナブル
一緒に考える地球の未来
カポックは木の実のため、木を伐採する必要がありません。インドネシアの自生植物で、少ない水で育ち、強い農薬も必要ありません。また、通常ダウンに使われる水鳥の羽は一切使用しないためアニマルフリーでもあります。
暖かさの秘密「吸湿発熱」
「吸湿発熱」の構造
軽さの秘密でもある、繊維の空洞。 寒い時には、湿気を吸い、暖かく発熱します。暑い時には、湿気を放出し、涼しく快適にします。
この機能によって、従来のダウンでは考えられなかった、軽くて薄い、かつ暖かい服を実現することができました。
カポックの暖かさ
ご覧のように、カポックノットのアウターは他社のダウンと同じ保温性を有していることがわかります。
※3度環境の中、着用1分後の状態
素材ごとの上昇温度の割合
従来、ダウンの代替品として使用されていたポリエステルの上昇温度は2.2%だったのに対し、カポックはダウンと同じ6.6%の上昇温度となりました。
※20℃×40%RHで素材サンプルを調湿し、ポリパックで密閉。高湿度環境下に移動させ、袋を開放しサンプルに湿度を吸収させサーモグラフィで観察。
木の実だからアニマルフリー
アニマルライツやヴィーガンの
視点からも嬉しいアニマルフリー
従来のダウンは水鳥の羽が使用されていました。一説には、1つのダウンジャケットには約30羽分の羽毛が使われているともいわれています。羽毛にはいくつかの採取方法がありますが、生きた水鳥から剥ぎ取るライブハンドピッキング法は問題視されて以降減少しているものの、未だにそのトレーサビリティを確立できていないため、採取方法が不明瞭な企業もあります。カポックノットの商品で使用するカポックは木の実由来ですから、その事実に心を痛める必要はありません。