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記事: <いいパートナーの日・インタビュー企画> 信じ合う。理解し合う。だから生まれる良い関係 【kaicoさん・hatoさん】

<いいパートナーの日・インタビュー企画> 信じ合う。理解し合う。だから生まれる良い関係 【kaicoさん・hatoさん】

KAPOK  KNOTは、現代における「こころよい暮らし」を提案するブランドです。誰と一緒に過ごすのかが、こころよい暮らしを送るうえで大切なこと。多様性を“豊かさ”と捉えるようになり、パートナーのあり方も変わってきた昨今。11月22日「いい夫婦の日」という記念日を、11月8日「いいパートナーの日」にアップデートしたいと今回のインタビュー企画は始まりました。


第2回となる今回ご紹介するのは、元女優のkaicoさん・フォトグラファーのhatoさん夫妻。お互いへの「信頼」をキーワードに、飾らない自然派のライフスタイルを楽しんでいるお二人に、「こころよいパートナー」について伺いました。


聞き手は、KAPOK KNOT代表の深井喜翔です。

 

何を考え、感じているのか。話すことで歩み寄る。

深井:僕たちが初めてお会いしたのは、東京・日本橋ショールームのプレオープンの日(2021年10月15日)でしたね。「お互いへの尊敬」がすごく感じられるご夫婦だと思い、ぜひお二人に「こころよいパートナー」像についてお話を伺いたいと思いました。まずは、お二人について教えて下さい。

kaico:hatoさんと初めて出会ったのは、私が女優をしていた頃です。それから付き合って、結婚して11年。結構な年月を一緒に過ごしていますが、本当にずっと仲良し!

hato:僕は本業のフォトグラファーの仕事のほか、リノベーションや車の内装など幅広くやっています。kaicoさんと二人で畑仕事をしたり、犬や猫の保護活動をしたりも。

深井:本当に仲の良いご夫婦ですよね。お二人のYou Tubeチャンネルでは、「とてもよく話す、喧嘩しない」と仰ってますね。

 

kaico

hato:ちょっと意見が合わないことがあっても、きちんと話し合って長引かせない。お互いに歩み寄ろうというスタンスを大切にしています。

深井:それはお二人が尊敬し合っているからこそだと思うのですが、お互いの尊敬できる点についてぜひ教えてください。

kaico:hatoさんは、何かをするときに「できない」ではなく「どうやったらできるだろう」ということを調べ尽くして行動するんです。時間がかかっても絶対にやり遂げるし、今までできなかった試しがない。私はそこまで忍耐強くないので、「すごいな」って毎日思います。

hato:僕は逆に、kaicoさんの切り替えの速さがすごいなって。いつも機嫌がいいんですよ。そこが本当に尊敬できる。多少不機嫌になっても、彼女は数分後には機嫌を直してるんです。僕は感情を引っ張るタイプなので、見習いたいです。

深井:kaicoさんのその切り替えの速さは、どなたに対してもそうなんですか?

kaico:基本的にはそうですね。ただ、たとえば私が大切にしているものを悪く言われたり、理解しようともせずに否定されたりしたときは少し気持ちの整理が長引いてしまうかも。

hato:僕たち二人の間では、そんな深刻になるケースは無いですね。日常的に、「何を考え何に気がついたか」っていう会話をよくするんで、お互いの感覚だったり意見のすり合わせが普段からできているんですよ。だから、そもそも言い合いになったり考え方が食い違うことは僕たちにはほとんどない。

kaico:「私の気も知らないで!」みたいなドラマチックなことにはならないよね(笑)。

 

信じ合っているから、安心できる。

kaico-hato

深井:お互いが「こころよいパートナー」であるために、欠かせないものは何でしょうか?

hato:「安心感」だと思う。ただ、一言で言えるほど簡単じゃないな、と思います。いろいろなことの積み重ねがあって相手のことを「安心だな」って思えるし、お互いに思わせられるなと思うので。

kaico:私は、「安心感」もそうだけど「本当に信じている」ということも大切かなって。「あなたのこと本当に信じているし、自分のことも信じている」っていう感じ。私が、夫婦二人でいられることにすごく幸せを感じられるのも、hatoさんのことを心から信じているからだと思う。彼を信頼しているから何でもどんどん挑戦してほしいし、私がやりたいことができたときも信頼してほしいなって思います。

hato:たとえkaicoさんが僕の知らない分野に挑戦しようとしていても、彼女を信頼しているから「やってみれば」って背中を押せるんです。

 

「大丈夫」と言ってくれる相手がいる

深井:それほどお互いを信頼し合っているお二人ですが、「やっぱり、この人だな!」って実感したタイミングはありましたか?

kaico:出会ってすぐに、「この人になら、素の自分を出せるな」って感じました。当時私は芸能界にいて、精神的にすごくしんどかった時期で……どっしり構えて何でも受け止めてくれるhatoさんは頼りがいがあったし、「無理をせず一緒にいられるのはすごく楽なんだな」って安心しましたね。

hato:そうは言っていますが、僕は当時のkaicoさんにもどっしりとした「芯」の強さを感じてました。まだ若かったので、たしかにちょっと浮ついたところはあったけど(笑)。でも、「この先も、この人を近くで見ていたいな」と思える人に出会ったのは初めてでしたね。

kaico:hatoさんに出会って、「いい恋愛をすると精神的にも肉体的にも楽になれるし、将来を明るく考えられるようになるんだ」ってわかりました。全然成功しなかったダイエットも、hatoさんと付き合ってからは何もしなくても健康的に体重が落ちていったほど(笑)。それに、頑張っているときはいつでもフォローをしてくれる一方、仕事には口を出さないでいてくれたこともありがたかったですね。

hato:kaicoさんが努力している分、事務所も彼女を大切にしていることはわかっていたので、危険な仕事はさせないだろうと思っていました。だから、「大丈夫なのはわかっているから、頑張っておいで」と。

 

hato

kaico:そう言ってくれるから、「今日は仕事でこんなことをしたよ」とか「こんなことがあったよ」というのも気軽に報告できました。当時から、私にとってhatoさんは精神的拠り所でした。

深井:当時の経験が、お二人の「お互いを信頼し合う」という関係の基盤になったんですね。これからのお二人の将来については、何か思い描いていることはありますか?

kaico:二人でやりたいことを無理やり詰め込んだような将来になるだろうなーって(笑)。hatoさんが建物をリノベーションして、植物を育てるのも得意だからお庭も素敵なハウス撮影スタジオを作るとか……カフェもやりたいし、洋服も天然繊維も好きだから、私がいいと思うものを集めたお店もやりたい。そういう、私たちが「良い」と思える場所を作れたらいいな、と。

hato:二人で毎年いろいろなことにチャレンジしてる。やろうと思えば何でもできるよね! 夢、語っちゃいましたね(笑)。

 

profile

【プロフィール】
元女優のkaicoとフォトグラファーのhato夫婦。
田舎暮らしやDIY、VanLife、簡単なvegan料理や夫婦で過ごす日常等をInstagram「@kai_asami.inuto_watashi」、YouTubeチャンネル「kaico&hato夫婦」にて発信中。
動物達の保護活動にも熱心。
天然素材の服を愛してやまない。

【お二人の日々の発信をこちらからチェックしてみてください!】
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https://www.instagram.com/kai_asami.inuto_watashi/?hl=ja

YouTube URL

https://www.youtube.com/channel/UCf-8d8k37AUtTwMDombNqOQ

 

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お話を聞いていて驚いたのは、お二人の会話量。長く一緒に過ごしていると「話さなくても伝わるのではないか」と考えてしまいがちですが、お二人は毎日会話を重ねることでより深い信頼関係を築かれている。その信頼が安心を生み、継続的な「こころよい関係性」につながっているのだと感じました。

 

11月8日(いいパートナーの日)に重ねた、KAPOK KNOTのインタビュー連載。次回は、共同起業したお二人に「ビジネスパートナーのこころよい関係性」について伺います、お楽しみに。

 

取材:深井喜翔(KAPOK KNOT代表)
執筆:笠井舞子
編集:ほしゆき、内田薫子

 

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