KAPOK KNOTが取り入れる環境にやさしい素材 〜Vol.2 ヴィンテージストック〜
5月30日は「ごみゼロの日」、6月5日は「世界環境day」。
KAPOK KNOTではこの1週間を「Green Fashion Week」と題し、ものづくりに取り入れている「環境に優しい素材」をご紹介中です。
第2弾は「ヴィンテージストック」について。
「ヴィンテージストック」とは?
そもそも、「ヴィンテージ」が、何を意味しているのかご存知ですか?
“ヴィンテージ=古着”というイメージもありますが、ヴィンテージはただ古いものというだけではなく「保存状態が良く、今でも価値が高い年代物」を指します。
余ってしまった生地は廃棄されることがほとんどで、一説によると日本の衣料廃棄物は年間約50万トンにも及び、焼却・埋め立て処分されるのはそのうちの 90%以上とされています。
こうした生地をアップサイクルすることで、環境負荷を減らすとともに持続可能なファッションが楽しめるように、KAPOK KNOTでは以下のアイテムにもチャレンジしています。
■ヴィンテージストックを使用した春夏の新作
■今回の春夏アイテムで使用している生地
この生地は、京都の老舗生地屋さんの倉庫で眠っていた国内生産のヴィンテージストック。
その生地を買い取ってKAPOK KNOTならではのデザインに落とし込むことで「洋服として」よみがえらせることができます。
本来は捨てられるはずだった生地に新たな加工が施され、
また新たなストーリーが生まれる。ヴィンテージストックならではの楽しみ方です。
ヴィンテージストックの魅力
①貴重な生地のため、希少価値が高い。
流行が目まぐるしいファッション業界では、ファストファッションのアイテムも多く出回っていて周りの人とも被りがちです。
ヴィンテージストックは現在広く流通している生地ではないため、希少価値が高く人と被ることがないので自分らしいファッションを存分に楽しむことができます。
②新たな生地を再生産する必要が無く、環境負荷が少ない。
余って保管されている生地や廃棄予定の生地を活用することで、無駄を減らし、新たに生地を生産するためのエネルギーを減らすことにも繋がっているんです。
上品さと着心地が共存する、大人のパーカーコート
「コットンキュプラ」という木材パルプが原料の生地を使用したパーカーコート。
軽やかで、まるでシャツのような着心地が特徴。冷房の効いた室内など、薄手の羽織が欲しいシーンに最適です。