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KAPOK KNOTが発信するWEEKLYサステナブル情報 


「KNOT a DAY」



「KNOT a DAY」は日本語にすると、「1日を紡ぐ」つまり「1日1日を丁寧に過ごしていこう」という思いが込められています。また、響は英語で「NOT a day」と同じで、「サステナブルな生活や環境保護はたった1日で実現出来るものではなく、コツコツやり続けることが大切」というメッセージも含まれています。


毎週月曜日の朝7時に、通勤や通学中に読んでいただけるサステナブルに生活するためのヒントや、サステナビリティーについての理解を深めるために役立つ情報をお届けします。


<今週のkishowの一言>

Knot a Day vol.15は、サステナブルコーヒーについてです。
私も平日は毎日コーヒーを飲むのですが、
気候変動の影響でコーヒーを飲めなくなる可能性があるということに驚きました。
今ある自然や食物と長く付き合うためにも、日々の選択を少しずつでも見直していきたいと思いました。

是非皆様もご一読ください。


KNOT A DAY vol.15

サステナブルコーヒーを選ぼう 〜10月1日はコーヒーの日〜


秋分の日も過ぎ、そろそろ秋らしい気候になってきました。
そんな秋の朝には、美味しいホットコーヒーがぴったりですね。

実は秋って、世界的にコーヒーに注目が集まる季節。なぜかといえば、10月1日が「コーヒーの日」に定められているからなんです。


今回の「KNOT a DAY」はそんなコーヒーの日にちなんで、サステナブル×コーヒーについて考えてみたいと思います。コーヒーブレイクのおともに、ぜひお読みください。


【目次】
・「コーヒーの日」って?
・コーヒーのサステナビリティを阻む課題
・サステナブルコーヒーの種類
・サステナブルコーヒーに出会える場所
・まとめ

「コーヒーの日」って?

なぜ、10月1日がコーヒーの日なのでしょうか。それは秋冬の時期にコーヒーの需要が高まるから。全日本コーヒー協会によって、1983年に定められました。


さらに、2015年には同じ日が国際的なコーヒーの日に制定!世界一のコーヒー大国ブラジルでは、9月末までにコーヒーの収穫や出荷を終え、10月から新しいコーヒーの栽培を開始することから、新年度と言える10月1日がコーヒーの日に選ばれました。


この記念日の制定には、コーヒーの普及はもちろん、コーヒーを取り巻く厳しい状況にも目を向け、それを支援していこうという想いが込められています。

コーヒーのサステナビリティを阻む課題

私たちが安全・安心で美味しいコーヒーを飲み続けるためには、コーヒーが抱える課題の解決に取り組む必要があります。特に、近年重要視されている課題についてご説明します。


コーヒー豆の価格変動による品質の低下
コーヒー豆の価格は、ハリケーンなどの天災や投機の影響を受けやすく、常に不安定です。価格が暴落すると小売価格も下がり、農家に入る利益も減るため、農家は剪定や肥料等生産にかかる費用をおさえ、結果として品質が下がってしまいます。


気候変動が引き起こす「コーヒー2050年問題」
「KNOT a DAY」でもたびたび取り上げている気候変動の問題は、コーヒーにも大きな影響を及ぼします。今後さらに地球温暖化が進めば、2050年までにコーヒー栽培に適した土地が、現在の50%までに減ってしまう怖れがあるのです。

サステナブルコーヒーについて

このような課題に着目し、自然環境や人々の生活を良い状態に保つことを目指して生産・流通されたコーヒーの総称を「サステナブルコーヒー」と言います。大きく3つの種類がありますので、ご紹介していきましょう。


シェードツリーコーヒー
森林で覆われた土地で栽培されたコーヒー。
農地確保のための森林伐採が問題となるなか、このコーヒーは森林を生かして栽培されるため、生態系に配慮したコーヒーだと言えます。


オーガニックコーヒー
禁止農薬や化学肥料を使わずに生産されたコーヒー。
農薬の流出による土壌や水質汚染を防ぎます。作る人や飲む人の身体にも優しいコーヒーです。


フェアトレードコーヒー
発展途上国の小規模農家などに対して、適正な価格で継続的に取引されたコーヒー。生産者の安定した生活を守る、高品質なコーヒーです。

サステナブルコーヒーに出会える場所


最近ではカフェやスーパー、コンビニなど多くの場所でサステナブルコーヒーを取り扱っています。身近で出会えるサステナブルコーヒーの一例をご紹介しましょう。

ローソン/『MACHI café』


ローソンのコーヒーは、全て「レインフォレスト・アライアンス認証」を取得したコーヒーです。これは、環境保全や農園労働者の生活向上など厳しい基準をクリアした農園にのみ与えられる認証。環境や社会にやさしいコーヒーなのです。

出典:https://www.ichi-oshi.jp/articles/common/482063


イオングループ/プライベートブランド『トップバリュ』


イオンはプライベートブランドで販売する全てのコーヒーで使用する原料を、持続可能性の裏付けが取れたものにする、という目標を掲げています。現在、プライベートブランド『トップバリュ』には、「国際フェアトレード認証」や「レインフォレスト・アライアンス認証」のついた商品が増えています。

出典:https://www.topvalu.net/items/detail/4901810792634/


まとめ


コーヒーを取り巻く厳しい現状と、それに配慮したコーヒーが意外と身近にあること、分かっていただけましたでしょうか?


コーヒーを飲む量が増えるこれからの時期。
地球のためにも、自分のためにも、サスティナブルコーヒーを選んでみませんか?

Suntainable Times
Sustainable Challenge

今日から簡単に始められるサステナブルな活動を提案するコーナーです。

まずは1週間、私たちと一緒に活動してみませんか?


今週は➡


         ~使わない家電の電源を抜く


サステナブルチャレンジで度々取り上げている、節電に関するアクションですが、今週は「使わない家電の電気を抜く」にチャレンジしてみましょう!


使わない家電で使用している電力は「待機電力」といい、資源エネルギー庁の報告によると、1世帯あたりの年間待機電力の消費電力量は、228kWh/年で電気代に換算すると約6,000円といわれています。


待機電力を減らすことで、CO2削減にも繋がりますし、お財布にも優しいので、是非チャレンジしてみてください!


KAPOK KNOTのInstagramでもメンバーのチャレンジを発信していきます。

@kapok_knot_jpをタグ付けして#kapokactionで是非SNSに投稿お願いいたします!