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KAPOK KNOTが発信するWEEKLYサステナブル情報 


「KNOT a DAY」



「KNOT a DAY」は日本語にすると、「1日を紡ぐ」つまり「1日1日を丁寧に過ごしていこう」という思いが込められています。また、響は英語で「NOT a day」と同じで、「サステナブルな生活や環境保護はたった1日で実現出来るものではなく、コツコツやり続けることが大切」というメッセージも含まれています。


毎週月曜日の朝7時に、通勤や通学中に読んでいただけるサステナブルに生活するためのヒントや、サステナビリティーについての理解を深めるために役立つ情報をお届けします。


<今週のkishowの一言>


Knot a Day vol.5は、遊休不動産についてです。

私は「余っているものを活用して、誰かの力になること」が非常に好きです。
ただ余っているものを使うだけでなく、それが何かの課題解決になるとするととてもワクワクしませんか?
今、私たちはカポックという衣料では使われていなかった素材を扱っていますが、もしかしたら今まで使われていなかった他の素材に出会ったとき、新しいビジネスが動き出すかもしれません。

今週は、そんな中でも注力している事業の遊休不動産についてです!是非最後までご一読ください!


KNOT A DAY vol.5

〜遊休不動産の活用について〜


皆さん、「遊休不動産」をご存知でしょうか?


遊休不動産とは、企業活動にほとんど使用されていない不動産のことです。

使用されないままの土地や不動産は、社会やオーナー企業にとって様々な問題が生じます。実はKAPOK KNOTが運営する店舗「The Crafted」も遊休不動産を活用していますので、後程ご紹介したいと思います。


今回は、近年増加している遊休不動産の問題点とその活用例についてご紹介していきます。

遊休不動産の現状

国土交通省が平成30年に行った「土地基本調査」によると、現在日本では、法人が所有している宅地等の土地のうち、約926㎢(12.6%)が「低・未利用地」となっています。これは東京都23区の約1.5倍の面積と同じです。


そのうち「5年前から低・未利用」であった土地は約 725㎢(78.4%)と、多くは継続的に低・未利用の状態となっており、今後も「転換の予定はない」土地は約 560 ㎢と、法人が所有している低・未利用地全体に占める割合は 60.5%となっています。


このように、現在の遊休不動産の多くは今後も使われることなく、遊休不動産である可能性が高いと言えます。

遊休不動産の問題点

・企業への影響

遊休不動産を所有するオーナー企業への影響として代表的なのは税金の支払いです。

遊休不動産は使われていない不動産ですが、不動産を所有していることで固定資産税と都市計画税が課税されます。

固定資産税と都市計画税はそれぞれ評価額の1.4%、0.3%が課税されます。

・社会への影響

社会への影響としては、遊休不動産が増加することで、空き巣や放火などの犯罪発生率が高まると言われています。

実際に犯罪が起きなかったとしても、不安感や利便性の面から地域の人気が低下していきます。

それによって人流も減り、周りのお店や、地域全体の活力の低下につながるなど、悪循環が生じます。

このように、遊休不動産の放置はまだまだ広く知られていない社会課題でありつつも、企業、社会にとって悪手であるため、有効活用に関する議論は今後拡大することが予想できます。

活用事例

一般的に遊休不動産の活用は以下のようなものが挙げられます。

・オフィスビル

・ホテル

・物流倉庫

・賃貸アパート

・医療施設

・トランクルーム

・駐車場


駐車場は比較的初期投資を抑えられる点や、今後土地の売却を検討している場合に売りやすいといったメリットがあります。国土交通省のデータによると、平成25年と比較して、法人が保有する駐車場は増加しています。


賃貸アパートや医療施設などは初期投資の負担は大きいが、場合によっては補助金の対象となることがあり、その後の継続的な収入も見込める点から一般的な活用方法とされています。


私たちKAPOK KNOTも遊休不動産を活用しています。


今年5月から「マスク特化型ライフスタイルブランド」のWe’llと共同で運営しているThe Crafted GINZAは、来年3月に取り壊しが決まっているビルの1階に位置するショールームです。


コロナの影響もあり、空いてしまっていた銀座の路面店、ここをどうにか活用しようと試行錯誤した結果、「The Crafted GINZA」の構想にたどり着きました。

The Crafted GINZA


The Crafted GINZAは、アパレルやインテリア、ライフスタイルブランドなど様々な「モノづくり」D2Cブランドの発信と出会いの拠点です。


KAPOK KNOTとWe’ll以外にいくつかのモノづくりにおけるサステナビリティーやクラフト感に拘ったD2Cブランドが出展しており、2ヶ月の周期で出展ブランドが入れ替わるため、定期的に訪れても楽しめる店舗になっております。


また、コワーキングスペースを兼ねる本ショールームは「Craftsmanship(職人の技能や気質)」をキーワードに、作り手・クリエイター・ユーザー・バイヤーなどが交わる場の提供を目指しています。


今回は7/21~9/20の第2回目のクールに出展するブランドをご紹介いたします。

・第二期出展ブランド一覧

第二期では、棚での陳列だけでなく、机椅子・ソファなどの家具も出展となり、空間全体でD2Cブランドのモノづくりを体感できるようになります。


・KAPOK KNOT
HP: https://kapok-knot.com/

木に実るダウンとも言われる天然素材「カポック」を中綿に使用した「たった5mmでダウンの暖かさ」が特徴のサステナブルジャケットを製造販売するアパレルブランド。

カポックをシート状に加工しているため、従来のダウンでは出せないスタイリッシュなシルエットを実現。“Farm to Fashion”をコンセプトとして掲げており、植物由来原料・農園の可能性を広げ、 機能性とデザイン性を兼ね備えた サステナブルな選択肢をつくりだすことを目指している。

・MANUALgraph
HP:https://manualgraph.com/

MANUALgraphは1965年に設立された家具製造会社(株)フジライトが新たに設立したソファ専門ブランドです。

静岡県裾野市にある自社工場で長年業務用家具を作り続けてきた職人たちが、経験と技術を活かし1台1台手作業で仕上げるソファ。

FUN LIFE,FUN SOFAをモットーにソファを通じて暮らしの様々な【FUN】を皆さまの元にお届けしています。

・mooncastle
HP:https://moon-castle.jp/

MOONCASTLEは、大阪府南部の岬町にあり1966年創業のニット工場が新たにスタートするメンズのニットブランドです。

約半世紀に渡り培ってきたニット作りの技術を惜しみなく駆使し、世の中に求められるニットウェアを提案していきます。

今シーズンは、夏でもさらっと爽やかに着れるサマーニットを展開しています。

MOONRAKERSは東レグループのアパレル事業会社である東レ・ディプロモード株式会社が、東レの先端素材を使用した「いままでにない商品」をつくりあげるため、生地・染色・縫製の製造全てを高い技術を持つ日本で行うことにこだわり抜く、「完全メイドインジャパン」プロジェクトです。

・Philosophii
HP:http://philosophii.com/

Philosophii(フィロソフィ) は福岡に工房を構えるオーダーメイドレザーブランドです。

世界中から厳選した良質な革素材と伝統的な革職人の技術、そして現代的なデザインを掛け合わせることによりシンプルでハイクオリティなレザーアイテムを生み出します。オーダーメイドにより個々人のライフスタイルや感性にフィットし、長く愛着を持って使うことのできるプロダクトをお届けします。

「人と社会に心地よく」をコンセプトに、つけたくなるマスクを提供する、ファクトリー発マスク特化型のライフスタイルブランド。

最新の3Dフィッティング技術と高い技術の縫製から生まれる快適なマスクと、スプレーやクリームなどのケア用品。We'llのある生活は、自分らしく過ごす心地よさを生み出します。

・Seeknit 近畿編針株式会社
HP:https://www.seeknit.jp/

厳選された日本の竹と、100年以上の歴史の中で培われた技術と知識で作られる、こだわりの竹編み針ブランド。

丁寧に作られた竹編み針の品質の良さから、本場であるヨーロッパや、その他の海外にも多くの愛好家をもつ。ものを作る喜びや楽しみを編み物を通じて多くの人に体感してもらいたいという思いから、初心者向け編み物キット"&Seeknit"を立ち上げる。今回のThe Craftedに合わせ販売開始。

・上手工作所
HP:http://jo-zu-works.com/

"この素材からなら何が作れるだろう" "この商品を作るのならどの部材を使おうか" 

上手工作所のモノづくりはいつもデザイン図からスタートするのではなく「素材」という観点から生まれます。木は木の、鉄は鉄の、それぞれが持つ素材の良さがあります。それらが生きるよう、過度な仕上げをせず、自然由来のオイルやワックス、時には無塗装で。仕上げに至るまで「素材」を活かす精神を貫いています。

・鍋島 虎仙窯/KOSEN
HP:https://www.nabeshima-kosen.jp/

鍋島虎仙窯の祖である川副家は、主に置物や釉薬研究などを行う細工人の家系として代技術を継承しております。

私たちは360年以上継承されてきた、鍋島青磁をたくさんの人に知ってもらいたいという強い思いから青磁釉薬を10年以上に渡り研究開発を行い手仕事にこだわった、ものづくりをしております。

The Crafted GINZA」概要

・店  名:「The Crafted GINZA」

・営  業  日: ショールーム<金土日祝>

       コワーキング<火~金曜日>

・営業時間: 10:30-18:00

・住  所: 東京都中央区銀座1丁目6-2 1階

・アクセス: 銀座駅徒歩3分、銀座1丁目駅徒歩1分、京橋駅徒歩3分、東京駅徒歩10分

・期  間: 2022年3月末日まで

・公 式 HP: https://thecrafted.jp/


まとめ


遊休不動産はまだ広く知られていないですが、高齢化、人口減少、テクノロジーの発展による様々な作業の効率化により、今度より大きな社会課題になっていく可能性があります。


個人が向き合うには難しい問題ではありますが、これを機に関心をもっていただけたら嬉しいです。


是非、The Crafted GINZAにも遊びに来てくださいね!

Suntainable Times
Sustainable Challenge

今日から簡単に始められるサステナブルな活動を提案するコーナーです。

まずは1週間、私たちと一緒に活動してみませんか?


今週は➡


         ~マイ箸を持って出かけましょう


日本では使い捨て割り箸の年間消費量は190億膳、1人あたり年間で約150膳といわれています。

元々割り箸は森林整備の際に出た廃材などを活用したものだったのですが、現在国内で流通しているもののほとんどは輸入品で、割り箸を作るために伐採した原木を加工したものです。


マイ箸を持ち歩き、少しでも使い捨て箸が減る世の中を目指していきませんか。

 

KAPOK KNOTのInstagramでもメンバーのチャレンジを発信していきます 。

@kapok_knot_jpをタグ付けして#kapokactionで是非SNSに投稿お願いいたします!